多田夏雄の美術紀行

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三木先生の思い出33 健康法クラブと生態学30

2015年 07月24日 22:20 (金)

ポリプテルスという古代魚の名を三木先生から授業中初めてお聞きしたのは、ある赤ん坊の心臓の異常に関する症例からでした。
残念ながら、その子は亡くなったのですが、その遺体の検死に立ち会った三木先生は「・・・これは、デボン紀の魚の大動脈の在り方だ」と気付かれたそうです。
人間が母の胎内に発生して約30日あたりで魚類の状態くらいは進化します。
そのあたりでDNAの異常で心臓だけがそこで進化の過程を止めてしまうケースがあるのです。
「こうなっては、とても人間としては生存は不可能なのだ」
三木先生はそっと言われました。
「この子の心臓はまさにポリプテルスのそれだった」
つづく

テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

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