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多田夏雄の美術紀行

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シュールレアリスム論からのエッセイNO,431 シュールレアリスムの技法 フロッタージュの森⑭

2015年 06月29日 22:22 (月)

ユングはフロイトの理論についてゆけず、結局は離別してゆきました。
フロイトの弟子の何人かは同じ理由で彼の元を離反していったのです。
フロイトは嘆きました。
しかし、それ以上にユングは苦しみました。
大好きだったフロイト。
父親のように慕い、尊敬していたフロイトと袂を分かち、彼は精神的に崩壊してしまって、約4年近く患者の診療も行わず自己の闇の中を彷徨い歩きます。
この問、彼は患者ではなく「自分自身」と向かい合い分析を繰り返してゆきます。
「思索という心の旅」でした。
おかしな夢も頻繁にみるようになります。
ある時彼は古代の遺跡のような映像を見ました。
それが後になって、チベットの古い遺跡にあるイメージだとわかり、彼は驚愕します。
ユングにはその遺跡に対する前知識なんてものはありませんでした。
それでもはっきりと夢に出て、彼の脳裏に刻まれたのです。
そのような事がユングの身にたび重なって起こりだしました、
そこで彼は気づいたのです。
「無意識は、フロイト先生が言うような後天的に培われたものではなく、先天的に、言い方を変えれば我々の遺伝子の中に組み込まれた生命の記憶なのだ。」
つづく

テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

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